シリア軍はダマスカス郊外県でシャーム自由人イスラーム運動、ハマー県でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦(2017年11月17日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャームーヤ(11月17日付)によると、ラフマーン軍団などとともに「彼らが不正を働いた」と銘打った作戦を継続するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は、ハラスター市一帯でシリア軍ど交戦、同市郊外の車輌管理局の施設に突入した。

これに対して、シリア軍は、東グータ地方(ハラスター市、アルバイン市、マディーラー市、ドゥーマー市、ハッザ町、ハムーリーヤ市、ザマルカー町、ミスラバー市、シャイフーニーヤ村)を空爆・砲撃し、住民とホワイト・ヘルメット隊員合わせて数十人が死亡した(シリア人権監視団によると、子ども6人を含む10人が死亡)。

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ハマー県では、ドゥラル・シャームーヤ(11月17日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が「自由シリア軍」(イッザ軍、ナスル軍、イドリブ自由軍)とともに、県北東部でシリア軍と交戦した。

また、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が県北東部のハーズィム村、ラブダ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, November 17, 2017、ANHA, November 17, 2017、AP, November 17, 2017、ARA News, November 17, 2017、Champress, November 17, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2017、al-Hayat, November 18, 2017、al-Mada Press, November 17, 2017、Naharnet, November 17, 2017、NNA, November 17, 2017、Reuters, November 17, 2017、SANA, November 17, 2017、UPI, November 17, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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