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シリアに駐留していたロシア軍憲兵隊、地雷撤去チームが帰国(2017年12月12日)

ロシア国防省は、12月11日のヴラジミール・プーチン大統領によるフマイミーム航空基地でのシリア駐留ロシア軍の部分撤退宣言を受け、北オセチアに配備されていた長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊がカルーガやムルマンスクの基地に帰還したと発表した。

またフマイミーム航空基地に配備されていたA-50哨戒機もシリアでの任務を終えて、イヴァノボの航空基地に帰還し、ダイル・ザウル県などで地雷・爆発物の撤去作業にあたってきたロシア軍の国際地雷撤去センター所属部隊も任務を終えて帰国した。

加えて、『ハヤート』(12月13日付)によると、シリア領内に展開していた憲兵大隊も空路でマハチカラに帰還した。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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