シリア軍はダマスカス郊外県東グータ地方で爆撃を続け、数十人が死亡する一方、反体制派もシリア政府支配地域を砲撃(2018年2月8日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月8日付)によると、シリア軍が東グータ地方のアルバイン市、サクバー市、ジスリーン町、ハムーリーヤ市、ミスラーバー市、ハッザ町、バイト・サワー村、ザマルカー町、ドゥーマー市、アイン・タルマー村、ハラスター市への爆撃を継続し、54人が死亡した(シリア人権監視団によると36人が死亡)。

また、「彼らが不正を働いた」作戦司令室が、東グータ地方のハラスター市の前線に進攻しようとしたシリア軍(共和国護衛隊、第4師団)と交戦し、これを撃退した。

一方、SANA(2月8日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、ハラスター市郊外のダーヒヤト・アサド町を砲撃し、住民多数が死傷した。

シリア人権監視団によると、少なくとも22発の砲弾が同地に着弾したという。

al-Durar al-Shamiya, February 8, 2018

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ダマスカス県では、SANA(2月8日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が、バーブ・トゥーマ地区、ドゥワイラア地区、バルザ区の住宅街に着弾し、2人が負傷した。

SANA, February 8, 2018

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スワイダー県では、SANA(2月8日付)によると、反体制武装集団がクライヤー町を砲撃し、1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, February 8, 2018、ANHA, February 8, 2018、AP, February 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2018、al-Hayat, February 9, 2018、Reuters, February 8, 2018、SANA, February 8, 2018、UPI, February 8, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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