米軍航空機がイランの民兵の拠点を爆撃、YPG主体にシリア民主軍がこれを支援する一方、シリア軍と親政権民兵は部隊を増強し対抗(2018年2月15日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月15日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、米軍の航空機1機が、フシャーム町に対して爆撃を行った。

爆撃はイラン・イスラーム革命防衛隊が支援する民兵の拠点複数カ所に対して行われた。

またこの爆撃と合わせて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフシャーム町とムッラート村を砲撃した。

一方、米軍部隊はCONOCOガス工場一帯に増援部隊を派遣、防備を強化した。

ユーフラテス・ポスト(2月15日付)によると、これに対してシリア軍と親政権外国人民兵は、CONOCOガス工場に近いタービヤト・ジャズィーラ村とマヤーディーン市一帯で部隊を増強した。

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ダイル・ザウル県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(2月15日付)によると、ダーイシュがブーカマール市一帯でシリア軍の拠点を攻撃し、兵士複数人を殺害した。

ダーイシュはまた、ハジーン市でシリア民主軍と交戦した。

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、Euphrates Post, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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