ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが支配するハムーリーヤ市の制圧を受け、住民2万人がシリア政府支配地域に避難(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、ラフマーン軍団の支配下にあったハムーリーヤ市をシリア軍が完全制圧したのを受け、同地とシリア政府支配地域を結ぶ人道回廊がシリア軍によって開放され、住民がシリア政府支配地域に避難した。

避難した住民は、ドゥワイル村の仮設居住センターに移送された。

SANAは、避難した住民の数を数千人にのぼるとしたうえで、彼らが「テロ組織」によって退去を阻止され、「人間の盾」にされてきたと伝えた。

一方、『ハヤート』(3月16日付)は、「集団避難」した住民の数が2万人に達していると伝えた。

「集団避難」はハムーリーヤ市一帯からラフマーン軍団、シャーム解放機構が撤退したことを受けたもの。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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