東グータ地方で活動を続けるラフマーン軍団との停戦交渉大詰めに(2018年3月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)は、ラフマーン軍団のワーイル・アルワーン報道官が「国連の使節団と、東グータ地方の住民を保護するための真剣な交渉を行うために調整している」と述べた、と伝えた。

同サイトが入手したという音声データにおいて、アルワーン報道官は「もっとも重要なポイントは、停戦、民間人への支援の保障、病人や負傷者の搬出を国際社会が保障すること」と述べているという。

一方、戦闘員の東グータ地方からの退去については、交渉のテーブルには乗せられないという。

シリア人権監視団によると、交渉では、アルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、そしてダマスカス県ジャウバル区の停戦についての最終交渉が行われており、シリア軍は同地への攻撃を猶予しているという。

al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018

syria.liveuamap.com, March 18, 2018

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、シャーム解放軍が東グータ地方で交戦を続ける反体制武装集団を側方支援するため、東カラムーン地方で「サアード・キヤーリー」と銘打った作戦を開始、シリア軍の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、第4軍団を名乗る新たな武装集団が、県南部のタスニーン村一帯でシリア軍の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブスル・ハリール市、スーラ町を爆撃した。

AFP, March 18, 2018、ANHA, March 18, 2018、AP, March 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018、al-Hayat, March 19, 2018、Reuters, March 18, 2018、SANA, March 18, 2018、UPI, March 18, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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