ラフマーン軍団支配下の東グータ地方アルバイン市一帯から4,849人が新たに退去、イスラーム軍支配下のドゥーマー市から住民数百人が新たに脱出(2018年3月30日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月30日付)によると、東グータ地方アルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ダマスカス県ジャウバル区で活動を続けていた反体制武装集団(ラフマーン軍団)戦闘員1,485人を含む4,849人が大型バス約100台に分乗し、イドリブ県に向けて退去した。

同地での退去は30日で7日連続となる。

SANA, March 30, 2018

また、東グータ地方ドゥーマー市からワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を通じて、住民数百人が新たにシリア政府支配地域に退去し、シリア軍、シリア赤新月社によって保護された。

SANA, March 30, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月30日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方から反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せて、イドリブ県に向かっている大型バスの車列を、ジューリーン軍事基地に展開するシリア軍部隊が砲撃した。

砲撃は、車列が、ズィヤーラ村、ザイスーン村を通過する際に行われたが、死傷者はなかった。

AFP, March 30, 2018、ANHA, March 30, 2018、AP, March 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2018、al-Hayat, March 31, 2018、Reuters, March 30, 2018、SANA, March 30, 2018、UPI, March 30, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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