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トランプ米大統領「シリア攻撃は化学兵器の製造、拡散、使用に対する強い抑止力を確立するため」(2018年4月14日)

ドナルド・トランプ米大統領は米東部時間(13日)、ホワイト・ハウスで国民向けに演説を行い、シリア攻撃についての説明を行った。

演説のなかで、トランプ大統領は以下の通り述べた。

「邪悪で卑劣な攻撃は、母親、父親、幼児、子供たちを苦しみでのたうち回らせた。人間のやることではなく、モンスターの犯罪だ」。

「今夜の攻撃の目的は、化学兵器の製造、拡散、使用に対する強い抑止力を確立することだ」。

「我々はアサド政権が禁じられた化学物質の使用をやめるまで、共同での対処を維持する用意がある」。

「アサド政権を物質や資金面で支援市、重大な責任を負っている二つの政府にメッセージがある。それはロシアとロシアだ。どのような国が、無実の国民の大量虐殺者の仲間だと思われたいだろうか。世界の国々は、その国がどのような友人を持つかで判断される。ならず者国家や残虐な暴君、残虐な独裁者を支える国は、長い目で見れば繁栄できない」。

「プーチン大統領は2013年、シリアから化学兵器を除去することを世界に約束した。アサドの化学兵器使用と今日の対応は、ロシアが約束を守れなかったことの結果だ」。

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トランプ大統領はその後、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/realDonaldTrump/)で攻撃に関して「昨夜の攻撃は完璧に実行された。仏英の英知と見事な軍事力に感謝する。任務達成!」と書き込んだ。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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