イスラエル軍がシリア領内を再び爆撃:SANAによるとシリア軍がミサイル2発を撃破するも、住民2人が死亡(2018年5月8日)

シリア軍消息筋は、報道声明を出し、シリア軍の防空部隊が8日晩、ダマスカス郊外県キスワ市一帯に向けて発射されたイスラエル軍のミサイル2発を撃破した、と発表した。

これに関して、SANA(5月8日付)は、撃墜されたミサイルが爆発する瞬間の映像(https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2018/05/111.mp4?_=1https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2018/05/2223333333.mp4?_=2)を公開した。

SANA(5月8日付)はまた、速報を出し、ダルアー県医療筋の話として、撃破されたイスラエル軍のミサイルの破片がキスワ市近郊のダマスカス・ダルアー高速道路上に墜落し、住民2人が死亡したと伝えた。

死亡したのは、ヒシャーム・ハムディー・マズアル・ダイリー氏とその妻で、いずれもダルアー県シャイフ・マスキーン市の出身。

一方、ANHA(5月9日付)によると、この爆撃で9人が死亡したという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、イラン・イスラーム革命防衛隊の隊員8人を含む15人が死亡した。

SANA, May 8, 2018

AFP, May 8, 2018、ANHA, May 8, 2018、May 9, 2018、AP, May 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2018、May 10, 2018、al-Hayat, May 9, 2018、Reuters, May 8, 2018、SANA, May 8, 2018、UPI, May 8, 2018などをもとに作成。

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