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CBS:トランプ米政権はロジャヴァ支配下のシリア北西部へのすべての支援からの撤収を決定(2018年5月18日)

米CBSニュース(5月19日付)は、複数の匿名高官の話として、ドナルド・トランプ米政権が、シリアからの米軍撤退に向けた措置として、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるシリア北西部へのすべての支援から撤収することを決定したと伝えた。

この方針は数週間前に下されたもので、この決定が実行に写されれば、数千ドルの資金供与が停止されることになり、これまで行われてきたテロ対策、メディア、教育、治安部門への支援も中断することになる。

この支援停止策は、ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いのみに注力することを意図したもので、ホワイト・ヘルメットなどへの資金援助停止もこうした方針の一環として行われているという。

国務省高官はCBSに対し「トランプ大統領の要請を受け、2億ドル相当のシリアでの安定化支援が現在、再検討されている」という。

AFP, May 18, 2018、ANHA, May 18, 2018、AP, May 18, 2018、CBS News, May 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2018、al-Hayat, May 19, 2018、Reuters, May 18, 2018、SANA, May 18, 2018、UPI, May 18, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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