2014年3月3日のシリア情勢:シリア政府の動き

外務在外居住者省は声明を出し、第25回人権理事会での潘基文国連事務総長の政権批判に関して「事実に反し、シリアの人権状況をめぐる客観的な対応やジュネーブ2会議におけるシリアの使節団の活動を排除しようとするものだ」と厳しく非難した。

また「潘事務総長は、これまでの安保理決議を実行することでシリアの問題の本質に対処する意思を確認して然るべきだった」と付言、「シリア政府はあらゆる手段でテロとの戦いを続ける」と表明した。

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SANA(3月3日付)によると、ヒムス市カラム・シャーミー地区で、軍による「テロとの戦い」を支持するデモが行われ、数千人の市民が参加した。

またヒムス県ハスヤー町でも同様のデモが行われ、周辺地域の住民など合わせて数千人が参加したほか、クナイトラ県バアス市でもデモが行われた。

AFP, March 3, 2014、AP, March 3, 2014、ARA News, March 3, 2014、Champress, March 3, 2014、al-Hayat, March 4, 2014、Iraqinews.com, March 3, 2014、Kull-na Shuraka’, March 3, 2014、Naharnet, March 3, 2014、NNA, March 3, 2014、Reuters, March 3, 2014、SANA, March 3, 2014、UPI, March 3, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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