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ボルトン米大統領補佐官「アサド大統領が戦略的問題だとは思っていない…。問題はイランだ」(2018年7月1日)

ジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官はCBS(7月1日付)のインタビューに応じ、7月16日にヘルシンキで予定されているドナルド・トランプ米大統領とロシアのヴラジミール・プーチン大統領の会談で、シリアからのイランの部隊の撤退について合意がなされることに期待を寄せる一方、「アサド大統領がシリアでの戦争で勝利したと思うか」との問いに対して、「率直に言って、アサド大統領が戦略的問題だとは思っていない…。(米国にとって)戦略的脅威はイランだ…。それはイランが核兵器開発を続けているからだけでなく、国際テロに大規模で継続的な支援を行っており、しかも中東に部隊を展開させているからだ」と述べた。

AFP, July 1, 2018、ANHA, July 1, 2018、AP, July 1, 2018、CBS News, July 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2018、al-Hayat, July 2, 2018、Reuters, July 1, 2018、SANA, July 1, 2018、UPI, July 1, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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