アサド大統領「復興が最優先課題…、いかなる勢力が占領していようと、シリア全土を解放するまでテロとの戦いを続ける」(2018年7月9日)

シリア大統領府は、アサド大統領は外務在外居住者省で職員らと公開意見交換会を開催し、内政問題、地域・国際問題、外交活動、政治や社会の展望について意見を交わしたと発表、ツイッターやフェイスブックのアカウントを通じて写真を公開した。

『ハヤート』(7月10日付)などによると、この意見交換会で、アサド大統領は「いかなる勢力が占領していようと、シリア全土を解放するまで「テロとの戦い」を続ける。また、今後の段階に合致した法改正を行っていく」と述べた。

アサド大統領はまた「シリアの復興は政府の最優先課題だ」と強調、「汚職撲滅、シリア人どうしの対話強化、テロを逃れてシリアを去った難民の帰還に向けた行動、米国など一部西側諸国が妨害を続ける政治プロセスの活性化」を行うと述べた。

そのうえで「国民レベルでの合意こそが、あらゆる基本合意、基本事項を決定するうえでの基準となり…、こうした合意はあらゆるレベルにおいて対話を通じてのみ実現する」と強調した。

AFP, July 9, 2018、ANHA, July 9, 2018、AP, July 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 9, 2018、al-Hayat, July 10, 2018、Reuters, July 9, 2018、SANA, July 9, 2018、UPI, July 9, 2018などをもとに作成。

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