シリア政府は首都ダマスカス南部で暮らすパレスチナ人に対して首都ダマスカスとの往来を許可する方針を決定、レバノンのPLOもパレスチナ人のシリアへの帰還の準備を開始(2018年7月23日)

シリアのパレスチナ人のための行動グループは、シリア政府が、ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダマスカス郊外県のヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市に居住していたパレスチナ人(難民)に対して、首都ダマスカスとの往来を許可する方針を決定したと発表した。

同グループによると、パレスチナ人(難民)の往来は、居住証明書、不動産契約書、家族名簿などを申請書類とともに地元の和解委員会に提出することで、許可されるという。

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一方、『ハヤート』(7月24日付)によると、レバノンのPLO事務所は、シリアから逃れ、レバノンで避難生活を送ってきたパレスチナ人のうち、シリア国内へのキャンプへの帰還を希望する者の登録を開始した。

AFP, July 23, 2018、ANHA, July 23, 2018、AP, July 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2018、al-Hayat, July 24, 2018、Reuters, July 23, 2018、SANA, July 23, 2018、UPI, July 23, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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