2014年3月10日のシリア情勢:反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(3月10日付)は、ダマスカス県ジャウバル区の医療センターの医師の一人からの情報として、軍が同地区でサリンガスを使用し、民間人5人が中毒症状に陥ったと伝えた。

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ARA News, March 10, 2014

ハサカ県では、ARA News(3月10日付)によると、民主統一党人民防衛隊がタッル・タムル町内で軍事行進を行った。

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シリア革命反体制勢力国民連立のルワイユ・サーフィー報道官は、9日にカイロで開催された連盟の定例外相会合に関して、「連立にシリア代表ポストを付与する問題をめぐって審議がなされたが、各国外相の間で意見の相違があった」ことを明らかにした。

サーフィー報道官によると、湾岸諸国の多くが賛成の立場をとっているのに対し、アルジェリア、レバノン、イラクが、連立への代表ポスト付与に異議を唱え、これが「障害」になっているという。

また「シリアの反体制勢力内の争いが、国益を損ねようとする様々な政治勢力に資してしまっている」と付言した。

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シリア人権監視団は、地元の反体制活動家の証言をもとに、軍によるヒムス県ザーラ村制圧作戦で、「キリスト教徒やアラウィー派からなる国防隊」が「スンナ派」の民間人20人以上を「虐殺」したと発表した。

AFP, March 10, 2014、AP, March 10, 2014、ARA News, March 10, 2014、Champress, March 10, 2014、al-Hayat, March 11, 2014、Iraqinews.com, March 10, 2014、Kull-na Shuraka’, March 10, 2014、Naharnet, March 10, 2014、NNA, March 10, 2014、Reuters, March 10, 2014、SANA, March 10, 2014、UPI, March 10, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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