2014年3月13日のシリア情勢:反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表と「日常活動局」メンバーが、ダマスカス県訪問中の西クルディスタン移行期民政局使節団(アブドゥルカリーム・ウマル氏とフサイン・アッザーム氏が共同代表)と会談した。

会談後に委員会が発表した声明によると、会談は委員会の呼びかけによるもので、民政局支配地域での自治の現状などについて意見を交換した。

会談で両者は、国民主権、国民統合、領土の一体性の維持、シリア北部および北東部などでの民主的自治、すべての問題に対処するための会合、協議、協力継続を確認したという。

また委員会は、「社会契約憲章」(西クルディスタン移行期民政局の憲法に相当)に関する所見をまとめた文書を民政局使節団に回付したという。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、プレス向け声明を出し、2014年7月に予定されている大統領選挙を「時期尚早」としたうえで、実施に反対の意を表明した。

アブドゥルアズィーム代表は、大統領選挙に関して「ジュネーブ合意に基づくジュネーブ2会議での政治的解決への道を閉ざす」としたうえで、「国が見舞われている血塗られた現状を踏まえると、反体制勢力であれ政権であれ大統領選挙に候補者を擁立することは受け入れられない。この治安状況では選挙は実施できない」と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立の政治委員会会合がイスタンブールで開催された。

ジュネーブ2会議などへの今後の対応、同会議参加の是非をめぐって離反した組織・メンバーの復帰の是非に関する提言(総合委員会に提出される)作成を主な議題とする会合は、当初1日を予定していたが、14日も続けられることが決定された。

クッルナー・シュラカー(3月13日付)が伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立の在カタール代表(大使)のニザール・ヒラーキー氏は、在留シリア人のパスポートの期限を「数日間延長する手続き」を開始するための準備を進めていると発表した。

AFP, March 13, 2014、AP, March 13, 2014、ARA News, March 13, 2014、Champress, March 13, 2014、al-Hayat, March 14, 2014、Iraqinews.com, March 13, 2014、Kull-na Shuraka’, March 13, 2014、Naharnet, March 13, 2014、NNA, March 13, 2014、Reuters, March 13, 2014、SANA, March 13, 2014、UPI, March 13, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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