イドリブ県の部族長・文民組織代表が会合を開き、革命継続を確認(2018年9月23日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月23日付)によると、シャーム解放機構や国民解放戦線などの支配下にあるイドリブ市内の文化センターで、同県の部族長や文民組織の代表が会合を開き、17日のロシア・トルコ首脳によるイドリブ県での非武装地帯設置合意への対応について協議し、12項目の提言からなる閉幕声明を採択した。

Kull-na Shuraka’, September 23, 2018

12項目は、体制打倒を実現するまで革命の諸原則を明示・維持すること、シリア政府支配地域との境界地帯から撤退しないこと、反体制武装集団の武器を引き渡さないこと、シリア・ロシア軍の攻撃に備えること、反体制武装集団に統合を呼びかけること、シリア当局による逮捕者の釈放を改めて要求すること、反体制派の解放区を放棄しないこと、避難民を帰宅させること、文民と反体制武装集団の連携を強化すること、などからなる。

Kull-na Shuraka’, September 23, 2018

AFP, September 23, 2018、ANHA, September 23, 2018、AP, September 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2018、al-Hayat, September 24, 2018、Reuters, September 23, 2018、SANA, September 23, 2018、UPI, September 23, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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