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ロシア、トルコ、イランの外務副大臣が会合で来月のロシア・トルコ・フランス・ドイツ首脳会議への対応について意見を交わす(2018年10月22日)

アスタナ会議の保障国であるロシア、トルコ、イランの外務副大臣会合が、ロシアの首都モスクワで行われ、11月2日にトルコのイスタンブールで予定されているロシア・トルコ・フランス・ドイツ首脳会議への対応について意見を交わした。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、この四カ国会談で、ヴラジミール・プーチン大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の首脳会談が合わせて行われると発表しつつ、「首脳会談において突破口は見込めない」と付言、シリア情勢をめぐって大きな進展はないことを示唆した。

その一方、ペスコフ報道官は、ロシア、トルコ、フランス、ドイツからなる「新たな枠組み」の設置に歓迎の意を示した。

『ハヤート』(10月24日付)が伝えた。

AFP, October 23, 2018、ANHA, October 23, 2018、AP, October 23, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2018、al-Hayat, October 24, 2018、Reuters, October 23, 2018、SANA, October 23, 2018、UPI, October 23, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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