ダイル・ザウル市のロシア軍司令部で爆発が発生し、ロシア軍兵士5人とシリア軍第5軍団兵士複数が死亡(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、DNN(ダイル・ザウル市および同郊外ニュース・ネットワーク)(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市のパノラマ交差点北のロシア軍司令部(旧刑事裁判所施設)で爆弾が爆発し、ロシア軍兵士7人と、シリア軍第5軍団兵士複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したのは11人で、うち6人がロシア人で、民間軍事会社に雇用された戦闘員と思われるという。

ロシアのタブロイド紙『ノーヴァヤ・ガゼータ』(11月6日付)によると、死亡したのワグナー・グループに雇用された傭兵。

ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が10月31日、ダイル・ザウル県での支配地域回復を決定、地雷や爆発物の敷設、土塁の設置などを行っていたという。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、DNN, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、Euphrates Post, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、November 5, 2018、Novaya Gazeta, November 6, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

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