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米国務省は「信頼できる情報」をもとに11月24日の反体制派によるアレッポ市塩素ガス攻撃がロシアとシリア政府の捏造と断定(2018年12月7日)

米国務省のロバート・パラディノ副報道官は声明を出し、11月24日にアレッポ市で発生した塩素ガス攻撃に関して、「アサド政権とロシアは反体制派と過激派が攻撃を行ったと虚偽の主張を行っている」と断じた。

パラディノ副報道官は「親政権部隊がおそらく市民に対して催涙ガスを使用したとの信頼できる情報を得ている」と反論、「ロシアとシリアの人員がこの催涙ガス事件に関与したことを示す情報を得ており、両国がこの事件を利用し、イドリブ県の停戦を反故にしようとている」と非難した。

また「政権側職員が、攻撃事件発生直後に現場を掌握し、彼らサンプルを捏造し、化学兵器禁止機関(OPCW)による適切な調査が行われる前に現場を汚染することを深く懸念している。我々はロシアと政権に攻撃が行われたとされる場所を改ざんしないよう警告し、責任者が処罰されるよう、公正で独立した調査団の安全を確保することを求める」と付言した。

 

AFP, December 7, 2018、ANHA, December 7, 2018、AP, December 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2018、al-Hayat, December 8, 2018、Reuters, December 7, 2018、SANA, December 7, 2018、UPI, December 7, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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