ラッザーン・ザイトゥーナ氏ら失踪から5年、反体制派はアサド政権でなくイスラーム軍に責任があると批判(2018年12月10日)

シリア革命家連合は、ダマスカス郊外県ドゥーマー市で2013年9月12日に活動家のラッザーン・ザイトゥーナ氏、ナーズィム・ハマーディー氏、サミーラ・ハリール氏、ワーイル・ハマーダ氏が失踪してから5年が経ったのに合わせて声明を出し、事件を改めて非難した。

失踪当時、ドゥーマー市はサウジアラビアの支援を受ける反体制武装集団の一つイスラーム軍の支配下にあった。

声明では、拉致事件を「シリア革命に対する犯罪」と位置づけたうえで、「アサド政権の軍・民兵だけでなく、それ以外の勢力の…人権に対する犯罪」を非難すると表明し、イスラーム軍に事件発生の責任があると指弾している。

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018

AFP, December 10, 2018、ANHA, December 10, 2018、AP, December 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2018、al-Hayat, December 11, 2018、Reuters, December 10, 2018、SANA, December 10, 2018、UPI, December 10, 2018などをもとに作成。

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