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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから174人、ヨルダンから1,085人の難民が帰国、避難民252人が帰宅(2018年12月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月13日付)を公開し、12月12日に難民1,259人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは174人(うち女性52人、子供89人)、ヨルダンから帰国したのは1,085人(うち女性326人、子供553人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は63,797人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者30,282人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者33,515人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 293,077人(うち女性87,945人、子供149,368人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民252人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性10人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは221人(うち女性78人、子供101人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は178,186人(うち女性54,806人、子供88,366人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,260,548人(うち女性379,804人、子供640,749人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(アレッポ県4件、ハマー県3件、ラタキア県12件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも7件の停戦違反(アレッポ県2件、ハマー県2件、イドリブ県3件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 13, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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