米主導の有志連合はダイル・ザウル県ハジーン市を爆撃し、住民17人を殺害(2018年12月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月16日付)が地元の複数消息筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合がハジーン市を爆撃し、住民17人が死亡した。

これに関して、米主導の有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は声明を出し、ダーイシュの司令部があったハジーン市内のモスクを爆撃し、戦闘員16人を殺害したと発表した。

ロイター通信(12月16日付)が伝えた。

一方、ANHA(12月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市内東部および北部の街区でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

また、シリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍は上バーグーズ村一帯、ハジーン村一帯でダーイシュと交戦し、71人を殺害した。

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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