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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから213人、ヨルダンから615人の難民が帰国、避難民197人が帰宅(2018年12月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月17日付)を公開し、12月16日に難民828人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは213人(うち女性64人、子供108人)、ヨルダンから帰国したのは615人(うち女性185人、子供314人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は67,526人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者31,154人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者36,372人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 250,765人(うち女性89,065人、子供151,270人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。

一方、国内避難民197人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性8人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは169人(うち女性52人、子供74人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は178,989人(うち女性55,065人、子供88,697人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,261,351人(うち女性380,063人、子供641,080人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県2件、ハマー県4件、ラタキア県3件、アレッポ県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも28件の停戦違反(ハマー県10件、アレッポ県7件、イドリブ県11件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 17, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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