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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから240人、ヨルダンから598人の難民が帰国、避難民249人が帰宅(2018年12月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月19日付)を公開し、12月18日に難民838人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは240人(うち女性72人、子供122人)、ヨルダンから帰国したのは598人(うち女性179人、子供305人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は69,068人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者31,586人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者37,482人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 298,348人(うち女性89,528人、子供152,056人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,664,415人(うち女性1,999,325人、子供3,398,852人)。

一方、国内避難民249人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性15人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは214人(うち女性71人、子供105人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は179,493人(うち女性55,236人、子供88,931人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,261,855人(うち女性380,234人、子供641,314人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(イドリブ県1件、ラタキア県4件、アレッポ県1件、不明2)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(ハマー県1件、アレッポ県2件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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