米軍が駐留するマンビジュ市(アレッポ県)で自爆攻撃が発生:ダーイシュに近いメディアは米軍兵士3人が死亡したと伝える(2019年3月9日)

アレッポ県では、ANHA(3月9日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市南東部の幹線道路でオートバイに乗った男性が自爆し、住民6人が爆発に巻き込まれて負傷した。

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しかし、この自爆に関して、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(3月9日付)は、「マンビジュ市とバーブ市を結ぶ街道でPKK(クルディスタン労働者党)の車列に対して爆弾を積んだ車輌で自爆攻撃が行われた」としたうえで、「車列には米軍兵士がいた」と伝えた。

また、ダーイシュに近いナダー・スーリヤー(3月9日付)は、自爆攻撃がオートバイではなく、ジープで行われたとしたうえで、米軍兵士3人が死亡、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員多数が負傷したと伝えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 9, 2019、ANHA, March 9, 2019、AP, March 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2019、al-Hayat, March 10, 2019、Nada’ Suriya, March 9, 2019 、Reuters, March 9, 2019、SANA, March 9, 2019、UPI, March 9, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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