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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから203人、ヨルダンから676人の難民が帰国、避難民90人が帰宅(2019年3月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月17日付)を公開し、3月16日に難民879人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは203人(うち女性46人、子供78人)、ヨルダンから帰国したのは676人(うち女性142人、子供241人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は161,334人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者59,700人(うち女性17,881人、子ども30,087人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者101,634人(うち女性30,393人、子ども51,309人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 390,614人(うち女性101,116人、子供171,748人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民90人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性11人、子供15人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは29人(うち女性9人、子ども13人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは30人(うち女性16人、子ども33人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,972人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,568人(うち女性386,397人、子供648,513人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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