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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから276人、ヨルダンから964人の難民が帰国、避難民55人が帰宅(2019年4月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月7日付)を公開し、4月6日に難民1,240人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは276人(うち女性83人、子供141人)、ヨルダンから帰国したのは964人(うち女性289人、子供496人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は180,699人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者64,348人(うち女性17,073人、子ども28,717人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者116,351人(うち女性34,932人、子ども59,327人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 409,979人(うち女性123,038人、子供208,987人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。

一方、国内避難民55人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性16人、子供6人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは21人(うち女性4人、子供12人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は16,495人(うち女性5,518人、子供7,045人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,285,091人(うち女性386,806人、子供649,074人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 7, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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