トルコ占領下のアレッポ県北部で活動する国民軍は深刻な燃料不足に直面するシリア政府支配地域への燃料移送を取りやめる(2019年4月17日)

トルコ占領下のアレッポ県北部(いわゆる「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域)で活動する国民軍は声明を出し、シリア政府支配地域での深刻な燃料不足に対処するために計画していた燃料移送を取りやめたと発表した。

国民軍は声明で、「公共の利益に基づき、アレッポ県北部のアブー・ザンディーン村通行所からの灯油の輸出を取りやめることを決定した」と発表した。

シリア政府支配地域への灯油の輸送をめぐっては、複数の活動家がSNSなどを通じて暴露、非難、またアブー・ザンディーン通行所を経由して灯油が持ち込まれたことを示す両修了の写真などが公開されていた。

AFP, April 17, 2019、ANHA, April 17, 2019、AP, April 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2019、al-Hayat, April 18, 2019、Reuters, April 17, 2019、SANA, April 17, 2019、UPI, April 17, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts