アサド大統領は定例閣議の議長を務め、シリア国民どうしのコニュニケーションを強化するための仕組みや戦略を構築する必要を強調(2019年5月14日)

アサド大統領は、イマード・ハミース内閣定例閣議の議長を務め、シリア国民どうしのコニュニケーションを強化するための仕組みや戦略を構築する必要を強調した。

SANA(5月14日付)によると、アサド大統領は、シリア国民どうしの効率的コニュニケーションを促進するには、政府が直面する危機的状況や非常事態についてでさえも、透明性を確保し、充分な情報を提供することがもっとも重要だと述べた。

そのうえで、そうすることで、国民が自らの生活に直接影響を及ぼす一連の問題に政府がどう取り組んでいるかを理解できるようになる、と付言した。

また、こうしたことが行われなければ、8年間にわたりシリア国民に敵対する勢力に資するような危機のイメージが作り上げられてしまうと警鐘を鳴らした。

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アサド大統領は首都ダマスカスで、アルメニア教会キリキア主教区カトリコス(主教)アーラーム1世(ペドロス・ケシシアン)と会談した。

SANA(5月14日付)が伝えた。

AFP, May 14, 2019、ANHA, May 14, 2019、AP, May 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2019、al-Hayat, May 15, 2019、Reuters, May 14, 2019、SANA, May 14, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 14, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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