アレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する14日の砲撃での死者数が14人にのぼるなか、ノールス研究センターは砲撃は反体制派ではなく「イランの民兵」によると主張(2019年5月15日)

シリア人権監視団は、14日のシリア政府支配下のアレッポ市ナイラブ・キャンプ地区に対する反体制武装集団の砲撃による犠牲者の数が12人に増加したと発表した。

犠牲者のうち子供は3人、女性は2人で、そのほかにも多数が負傷したという。

反体制武装集団は14日、アレッポ市東部のナイラブ・キャンプ地区のほか、ジュマイリーヤ地区、新スィルヤーン地区、ティシュリーン通り、マサーキン・サビール地区、ザフラー地区、ナイル通り地区、ムーカンブー地区などに数十発の迫撃砲弾を撃ち込んでいた。

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この砲撃に関して、ノールス研究センター(5月15日付)は、アレッポ市内の複数の消息筋の話として、砲撃が反体制武装集団ではなく、「イランの民兵」の支配下にある地域から行われたと発表し、ダイル・ザウル県南東部で最近になって表面化しているシリア軍と「イランの民兵」の対立の深刻さを示すものだとの見方を示した。

なお、ダイル・ザウル県では、最近になって、「イランの民兵」による略奪などをめぐる対立から、イラク国境に面するブーカマール市でイラン・イスラーム革命防衛隊の士官がシリア軍によって射殺される事件が発生している。

AFP, May 15, 2019、ANHA, May 15, 2019、AP, May 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2019、al-Hayat, May 16, 2019、Nors for Studies, May 15, 2019、Reuters, May 15, 2019、SANA, May 15, 2019、SOHR, May 15, 2019、UPI, May 15, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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