トルコ占領下のアフリーン市(アレッポ県)で爆弾が仕掛けられた車が爆発し1人が死亡する一方、国民軍はシリア軍工作員6人を同市で拘束(2019年6月12日)

アレッポ県では、ANHA(6月12日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市中心街のフィーラート通りで車が爆発し、トルコの支援を受ける反体制武装集団の戦闘員1人が死亡、複数人が負傷した。

爆発したのは武装集団の車で爆弾が仕掛けられていたという。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(6月12日付)によると、爆破されたのは民間のジープで、運転していた男性1人とその妻、近くにいた民間人2人が負傷したと伝え、ANHAの報道内容を否定した。

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アレッポ県では、トルコが支援する国民軍に所属する東部自由人連合が声明を出し、アフリーン市内で、スハイル・ハサン准将指揮下のいわゆる「トラ」部隊の工作員6人を拘束したと発表した。

東部自由人連合は「トラ」部隊の活動を2ヶ月にわたり監視、拘束に至ったという。

AFP, June 12, 2019、ANHA, June 12, 2019、AP, June 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2019、al-Hayat, June 13, 2019、Reuters, June 12, 2019、SANA, June 12, 2019、SOHR, June 12, 2019、UPI, June 12, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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