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米軍によるイドリブ県爆撃を受けてロシア軍参謀総長と米軍統合参謀本部議長が電話会談(2019年9月4日)

ロシア国防省によると、ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長と米軍のジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長が電話会談を行い、シリア情勢への対応について意見を交わした。

電話会談は、8月31日にロシア・シリア軍がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンでの一方的停戦を発効、同地での爆撃を停止したのに合わせるかたちで、米軍がイドリブ県カファルヤー町にある新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードの拠点を爆撃したことを受けたもので、「テロとの戦い」に際してロシア・米両軍の間に不足の事態が生じるのを回避する取り組みの一環として行われた。

AFP, September 4, 2019、ANHA, September 4, 2019、AP, September 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2019、Reuters, September 4, 2019、SANA, September 4, 2019、SOHR, September 4, 2019、UPI, September 4, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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