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『インディペンデント・アラビーヤ』:プーチン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に対してシリア軍の重要拠点への爆撃を行わないよう迫る(2019年9月14日)

英日刊紙『インディペンデント』のアラビア語版にあたる『インディペンデント・アラビーヤ』(9月14日付)は、ロシア消息筋の話として、ヴラジミール・プーチン大統領がイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相に対して、シリア軍の重要拠点への爆撃を行わないよう迫ったと伝えた。

同消息筋によると、プーチン大統領は、シリア軍の重要拠点が狙われた場合、ロシア軍戦闘機を派遣するか、S-400防空システムによってイスラエル軍戦闘機を撃破すると脅迫、首都ダマスカス北のカシオン山のシリア軍拠点、クナイトラ県内の拠点への攻撃を行わないよう迫ったのだという。

同消息筋によると、イスラエル側はラタキア県内にある重要施設への攻撃を決定していたという。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Independent Arabia, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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