YPG主体のシリア民主軍が抗議デモの波及を阻止するためシリア政府支配地域の近くに部隊を派遣(2019年9月26日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(9月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府支配下のフサイニーヤ町、ハトラ村、サーリヒーヤ村、タービヤト・ジャズィーラ村に面する地域に部隊を派遣した。

部隊派遣は、北・東シリア自治局の住民が27日金曜日に抗議デモを行い、シリア政府支配地域に入るのを阻止するため。

なお、20日には、北・東シリア自治局の住民が抗議デモを行い、シリア政府支配下のサーリヒーヤ村に進入するという事件が起きていた。

なお、シリア軍もこれに先だって約1,500人をフサイニーヤ町、ハトラ村、サーリヒーヤ村、タービヤト・ジャズィーラ村に展開している。

AFP, September 26, 2019、ANHA, September 26, 2019、AP, September 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 26, 2019、Jurf News, September 26, 2019、Reuters, September 26, 2019、SANA, September 26, 2019、SOHR, September 26, 2019、UPI, September 26, 2019などをもとに作成。

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