プーチン・エルドアン合意に基づきロシア・トルコ軍がアイン・アラブ市で合同パトロールを開始する一方、トルコ占領下のラッカ県で爆発が発生し、3人死亡(2019年10月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊がアイン・アラブ(コバネ)市内でパトロール活動を行った。

パトロール活動は22日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の合意を受けたもの。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラアス・アイン市近郊のジャーファー村を攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。

トルコ軍はまた、アアザーズ市近郊のマルアナーズ村を砲撃、バーブ市近郊のハズワーン村一帯ではシリア民主軍と国民軍が交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のスルーク町では、トルコの支援を受ける東部自由人連合の拠点近くで車に仕掛けられた爆弾し、3人が死亡、18人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(10月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の撤退が予定されているカーミシュリー市で自動車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

また北・東シリア自治局の支配が継続されるシャッダーディー市でもオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民複数人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、22日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の合意を受けるかたちで、ハサカ市方面に避難していたダルバースィーヤ市住民が帰還を始めた。

AFP, October 23, 2019、ANHA, October 23, 2019、AP, October 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2019、Reuters, October 23, 2019、SANA, October 23, 2019、SOHR, October 23, 2019、UPI, October 23, 2019などをもとに作成。

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