ロシア軍がイドリブ県を爆撃(2019年12月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーッス村、ヒーシュ村、サハール村、サラーキブ市を爆撃した。

シリア軍も地上部隊がタフターヤー村、タッフ村、サルマーニーヤ村、フワイジャ村、ハウワーシュ村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ウンム・ジャラール村、サルジュ村、バリーサ村、ハッラーン村、シャリカ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のタマーニアを砲撃した。

両者はまた、ウンム・ジャラール一帯、ウンム・ディーナ村一帯で交戦した。

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がウンム・ティーナ村、イスティブラート村一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアリーマ村、ジュッブ・スライマーン村、アムキーヤ町、カラ・ジュルン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県15件、ラタキア県19件、アレッポ県12件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を44件(イドリブ県34件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認した。

AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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