シリア・ロシア軍がイドリブ県を爆撃(2019年12月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがタッル・マンス村、ハーミディーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯「樽爆弾」で爆撃し、戦闘機がM5高速道路沿線、バービーラー村を爆撃した。

ロシア軍戦闘機もハーン・スブル村一帯を爆撃した。

また、シリア軍地上部隊がバドリーヤ村一帯に進攻し、シャーム解放機構や国民解放戦線などからなる反体制武装集団と交戦、カフルルーマー村、アーミリーヤ村、マウカ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッバーナ村一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県14件、ラタキア県12件、アレッポ県7件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認した。

AFP, December 27, 2019、ANHA, December 27, 2019、AP, December 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 27, 2019、Reuters, December 27, 2019、SANA, December 27, 2019、SOHR, December 27, 2019、UPI, December 27, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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