トルコ占領下のラッカ県スルーク町でトルコの撤退を求めるデモが発生する一方、爆弾が爆発し、住民3人死亡(2020年1月1日)

ラッカ県では、SANA(1月1日付)によると、トルコの占領下にあるスルーク町で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民3人が死亡、4人が負傷した。


一方、ANHA(1月1日付)によると、同町では、トルコの撤退を求める抗議デモが行われ、住民数百人が参加した。

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アレッポ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコとその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、アキーバ村、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、12月31日にアアザーズ市近郊のスーラーン町(スーラーン・アアザーズ町)で国民軍憲兵隊を襲撃し、4人を負傷させたと発表した。

AFP, January 1, 2020、ANHA, January 1, 2020、AP, January 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2020、Reuters, January 1, 2020、SANA, January 1, 2020、SOHR, January 1, 2020、UPI, January 1, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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