シリアの外務在外居住者省はトルコ軍の攻撃を厳しく非難(2020年3月2日)

シリアの外務在外居住者省の公式筋は、トルコ軍が2月27日に開始していたという「春の盾」作戦に関して、「シリアの主権と領土不可侵に対するトルコの野蛮な攻撃を厳しく非難、これを拒否する」と述べた。

同公式筋は「トルコのこの攻撃は、エルドアン体制に最低限の信頼さえも欠いており、アスタナ・プロセスやソチ合意での義務を履行しようとしないこと、テロ組織とあくまでも共闘しようとしていることを示している」と非難する一方、国際社会に対しては、「シリア人の苦しみを利用して、欧州に難民が押し寄せるのを許すことで、欧州諸国に揺さぶりかける…エルドアン体制の振る舞いを食い止める」よう呼びかけた。

SANA(3月2日付)が伝えた。

AFP, March 2, 2020、ANHA, March 2, 2020、AP, March 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2020、Reuters, March 2, 2020、SANA, March 2, 2020、SOHR, March 2, 2020、UPI, March 2, 2020などをもとに作成。

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