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米軍が部隊撤退後初めてシリア北部でパトロールを実施(2020年4月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の装甲車6輌からなる部隊が、タッル・バイダル村に違法に設置している基地から、M4高速道路上のサイカル村の検問所(ダルバースィーヤ市の南約20キロ)に至る地域でパトロールを実施した。

米軍がシリア北部でパトロールを行うのは、2019年10月のトルコ軍による侵攻作戦(「平和の泉」)に先立って同地から部隊撤退を発表して以降初めて。

米軍はまた、貨物車輌など70輌を、ワリード国境通行所からシリア領内に進入させ、タッル・バイダル村、カスラク村に違法に設置されている米軍基地に派遣した。

一方、SANA(4月27日付)が複数の住民の話として伝えたところによると、米軍の車輌6輌の車列がシャッダーディー市に入り、同地でダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを乗せて、イラクに向かった。

車列は米軍ヘリコプターの援護を受けてイラクに向かったという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市一帯の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, April 27, 2020、ANHA, April 27, 2020、AP, April 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2020、Reuters, April 27, 2020、SANA, April 27, 2020、SOHR, April 27, 2020、UPI, April 27, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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