イドリブ県、アレッポ県での戦闘で「決戦」作戦司令室がシリア軍兵士6人を殺害(2020年8月26日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから173日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がジャッラーダ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士4人が死傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、ダーナー村、ハーン・スブル村、マアッルシューリーン村を砲撃する一方、シリア軍もザーウィヤ山地方のルワイハ村一帯、バーラ村、カンスフラ村、マウザラ村、アイン・ラールーズ村を砲撃し、双方に負傷者が出た。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、シャーム解放機構が、8月17日に拘束していたアンサール・ディーン機構のアブー・ムハンマド・アースィム総法務官を釈放した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県北部のジューリーン村、バフサ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県西部の第46連隊基地に展開するシリア軍部隊を狙撃し、兵士2人を殺害した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月26日付)やシリア人権監視団によると、カルヤタイン市で国防隊の兵士どうしが略奪品の分配をめぐって交戦し、軍事治安局がパトロールを強化するなど、厳戒態勢が敷かれた。

AFP, August 26, 2020、ANHA, August 26, 2020、AP, August 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2020、Reuters, August 26, 2020、SANA, August 26, 2020、SOHR, August 26, 2020、UPI, August 26, 2020などをもとに作成。

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