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2014年4月19日のシリア情勢:諸外国の動き

アル=カーイダのアイマン・ザワーヒリー氏のインタビュー音声(https://www.youtube.com/watch?v=MFuBuV__1CEhttps://www.youtube.com/watch?v=dvJNMkuJq_E)がインターネット上で公開された。

「痛みと希望の間にある現実」と題されたインタビューは、SITEによると2014年2月から4月にかけて収録されたものと思われ、そのなかでザワーヒリー氏は、シリア国内でのアル=カーイダ系組織間の内ゲバに警鐘を鳴らした。

ザワーヒリー氏はインタビューのなかで「我々は、ムジャーヒドゥーンどうしの戦闘に最も強い警告を発する。我々はこうした戦闘がシャームにおけるジハードに対する不吉な警告だと考えている。(シリア)政府による(アル=カーイダ系組織への)浸透があり、ムジャーヒドゥーンが互いに排除し合い、政権が自らの手で実現できなかったことを実現しかねないことを我々は否定しない」と述べ、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線の内ゲバがアサド政権の工作活動によるものだと主張した。

ザワーヒリー氏はまた、ダーイシュのアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官の18日の音声声明に反論するかたちで、「我々の方法は米国と、その同盟者である十字軍、シオニスト、さらにはその手先に集中しており…、周辺的な戦いを放置するものである。我々の方法とは、流血を予防し…、市場、モスク、住宅地、そしてムジャーヒドゥーン組織どうしの流血をもたらすような作戦を回避することである」と主張した。

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ドーアン通信(4月19日付)は、2013年6月にシリアの反体制武装集団に拉致されたフランス人記者4人が、トルコ領内アクチャカレ市近郊(ウルファ県)で発見、保護されたと報じた。

トルコの警察が発見した際、4人は両手を縛られ、目隠しされていたという。

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化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補は声明を出し、シリアでの化学兵器廃棄プロセスに関して「約80%」の作業が完了したと述べた。

AFP, April 19, 2014、AP, April 19, 2014、ARA News, April 19, 2014、Champress, April 19, 2014、DHA, April 19, 2014、al-Hayat, April 20, 2014、Iraqinews.com, April 19, 2014、Kull-na Shuraka’, April 19, 2014、Naharnet, April 19, 2014、NNA, April 19, 2014、Reuters, April 19, 2014、SANA, April 19, 2014、UPI, April 19, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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