アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は「戦争成金」を非難(2020年9月28日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏はフェイスブックの自身の公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)で、以下の通り綴った。

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「中東で治安当局の目を盗んで行われた最大のインチキが戦争成金のために行われている。彼らは国を貧しくすることでは飽き足らず、人道機関やそのプロジェクトを略奪することに目を向け、その資産を売却し、プロジェクトと収入のない状態で放置し、貧者をさらに貧しくし、そこから抜け出せないようにし続けている。

彼らに言いたい。アッラーの災いがふりかかるがよい、アッラーの敵どもよ。あなた方が持っているもので満足できずに、貧者の口から食事を盗みたいと思っているのか?!

私を信用して欲しい。今起こっている不正には、この件の前後で実にさまざまなツケをもたらすだろう。なぜなら、空にいる天使は、あなた方のあまりの不正にうんざりしている。私は偉大なる主にこうした悲劇を食い止めるようお願いした。だから、この不正を終わらせるという神の命令が下された。アッラーは何もかもご存知だ…。

この言葉を心に留めておくがいい…。

だから、いくつもの文書を政府に送り、何の回答もなかったので、私は今日、最高司法評議会の議長に文書を送った。この問題を彼の手に委ね、これに対処し、貧しい人々の権利を取り戻してもらうためだ。彼らには、この組織、そして彼らを守るためのプロジェクトしか残されていなかった…。アッラーが望むのなら、私はこの文書の内容を公開する。それが議長のところに届いたことを確認するために。なぜなら、誰も提出後にそれを受け取ったと正式に知らせてくれていないからだ。我々は皆、最高司法評議会の議長が、英知、公正さ、そして決意をもって問題に対処すると信頼している。とくに、社会全体の問題でもあり、この凶悪犯罪によって多くの人々が被害を受け、それはシリア社会のもっとも貧しい層にも及んでいるからだ。

議長閣下、我々はこれらの企業すべてを30年かけて設立した。いくつもの大規模プロジェクトを抱えている。アッラーに讃えあれ、それらすべては生産的かつ効率的で、我々はその所有権をラーマーク開発人道(プロジェクト民間持株会)社に寄進するかたちで移転した。これに従い、我々自身、家族、息子たちはこれらの企業の所有権と収益を放棄し、アッラーの命令のもと、これらの貧しい人々、支援を必要としている人々に資するよう与えたのです。彼らの多くは、残念ながら、貧困線以下の暮らしとなってしまった。我々は、国家、国民、指導者を裏切った雇われ犯罪者ども(戦争成金)がいることでそれができなくなってしまった。彼らは盗み、欲、そしてシリア社会の多くの階層の支配を通じてこれらのプロジェクトと収益を奪っている。問題は明白だ。貧しい人々の正義は、最高司法評議会の議長、それ用心深いアッラーの手のなかにある…。

崇高にして偉大なるアッラーの他に全能なる力はない…。」

AFP, September 28, 2020、ANHA, September 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2020、Reuters, September 28, 2020、SANA, September 28, 2020、SOHR, September 28, 2020などをもとに作成。

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