22日に暗殺されたムフティー・アフユーニー師の葬儀が首都ダマスカスのウマイヤ・モスクで執り行われ、サイイド宗教関係大臣が弔辞でアサド大統領の言葉を伝える(2020年10月23日)

ダマスカス県では、SANA(10月23日付)によると、10月22日に爆殺されたダマスカス県・ダマスカス郊外県ムフティーのムハンマド・アドナーン・アフユーニー師の葬儀が、旧市街の中心に位置するウマイヤ・モスクで執り行われ、ムハンマド・アブドゥッサッラーム・サイイド宗教関係大臣がアサド大統領の代理として参列した。

サイイド宗教関係大臣は弔辞のなかで次のように述べた。

「私はこの葬儀にバッシャール・アサド大統領閣下の名のもとに参列している。私はみなさんに大統領の言葉を伝えたい。ウラマーは愛国心と責任感を確たるものとした。彼らはこの戦争で、誰も経験したことがないような大きな圧力に晒されてきた。だが、彼らは不屈の精神で持ちこたえ、犠牲、そして心理の言葉以外の何ものも受けつけなかった…。大統領のこの言葉から、我々は殉教したアフユーニー師を「真理の言葉の殉教者」と名づけたい」。

AFP, October 23, 2020、ANHA, October 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2020、Reuters, October 23, 2020、SANA, October 23, 2020、SOHR, October 23, 2020などをもとに作成。

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