シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2020年12月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、ダイル・サンバル村一帯、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部のバスラトゥーン村一帯を地対地ミサイルで攻撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県16件、ラタキア県18件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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