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ロシアとイランはダイル・ザウル県南東部の「イランの民兵」拠点の引き渡しを合意(2020年12月16日)

ナフル・メディア(12月16日付)は、ロシアとイランが、シリア政府下のダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸のハリー村西の砂漠地帯に配置されている「イランの民兵」の拠点と、ブーカマール市西の砂漠地帯に設置されているいわゆる「イマーム・アリー基地」(イマーム・アリー・コンパウンド)一帯の「イランの民兵」の拠点多数をロシア軍に引き渡すことを合意したと伝えた。

引き渡し合意が交わされた拠点は、イラク人民防衛隊に所属するヒズブッラー大隊、ヌジャバー運動、アブダール運動の拠点で、これらの部隊は撤退を開始したという。

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Nahr Media, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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