新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で120人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で59人(2020年12月25日)

保健省は政府支配地域で新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者51人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、12月25日現在の同地での感染者数は計10,821人、うち死亡したのは660人、回復したのは5,048人となった。

SANA(12月25日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月25日に新たに59人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、68人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡1人、ハーリム郡8人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡7人、バーブ郡7人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡12人。

これにより、同地での感染者数は計19,875人、うち回復したのは11,815人、死亡したのは299人となった。

AFP, December 25, 2020、ACU, December 25, 2020、ANHA, December 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2020、Reuters, December 25, 2020、SANA, December 25, 2020、SOHR, December 25, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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