ハサカ県カーミシュリー市でシリア軍検問所から旅客マイクロバスに向けて発砲、アサーイシュは同市の政府支配地域への封鎖を強化(2021年1月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で、シリア政府が管理するカーミシュリー国際空港に設置されているシリア軍の検問所からバースィル交差点近くを走行中の旅客マイクロバスに向けて発砲があった。

死傷者はなかったが、これを受けて内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府支配下のいわゆる治安厳戒地区を包囲するかたちで複数の仮設検問所を増設した。

AFP, January 26, 2021、ANHA, January 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 26, 2021、Reuters, January 26, 2021、SANA, January 26, 2021、SOHR, January 26, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts