新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で75人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で9人(2021年2月9日)

保健省は政府支配地域で新たに75人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者60人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月9日現在の同地での感染者数は計14,611人、うち死亡したのは961人、回復したのは8,288人となった。

SANA(2月9日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月9日に新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、28人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡1人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,050人、うち回復したのは17,064人、死亡したのは407人となった。

AFP, February 9, 2021、ACU, February 9, 2021、ANHA, February 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2021、Reuters, February 9, 2021、SANA, February 9, 2021、SOHR, February 9, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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